遅ればせながら絶対零度を見終わりました。
「絶対零度」って同じ名前ながら上戸彩がやっていた絶対零度とは全然違う話になっていて、誰もが自分の人生にとっては主人公で、その世界では上戸彩とて脇役になる、ってのを感じましたね。
IT屋視点で「未犯システム」ってどうなの?ってのは、まぁ「少なくとも今は無理だな」ってのが正直なところ。
このシステム難しいところで、「同じようなパターンを見つける」という意味である程度システムにはデータを蓄積する必要があるわけだが、殺人のデータというのはそうそうとれるものではないので、最初の「覚えこみ」のところでハードルになると思うのよね。
そしてそれくらい殺人が起こるということはそれなりの規模で実施する必要があるけれど、その規模に急に監視カメラとかをつけるのは物理的に難しい、という。
そもそもそれだけ監視カメラつけられるようになったらまずはその監視カメラで検挙率100%にするところからじゃないですかね。今それすら全然でしょ。
なんかIT屋というか普通の人の視点になってるけど。
前あったよね、万引きをなくすAI作るのにわざと万引きさせて、成功したら持って帰っていい、的な。(中国でだったかな)
という前提のドラマ設定はおいといて。(長い)
話としては、おもしろい・・っちゃ面白いけど、未犯システムで助ける人達がクズばかりで、世の中殺されるには殺されるだけの理由がある、って暗に言っているように見えてそこがちょっとなぁ・・と。
その例がないと田村さんの事件につながらなかったわけだけど、1件くらい「助けてよかった」例があってもよかったのでは、とは思った。
たぶん普通に善良に生きてきたのに殺される人も世の中にはたくさんいるし、助けるならそういう人を助けてほしいものである。
桜木さんの件はちょっと深みが足りなかったかな。
あの尺だとしょうがないかもしれないけれど。
1年姿くらましてたにしてはだいぶアッサリ出てきちゃうし。
物語中にも出てきてたけど、これで桜木さんも立派な「犯罪者」のくくりなわけで、そのあたりもしっくりこなかった部分はある。
このまま未犯のチームに入るわけにもいかないし、今まで築いてきた「絶対零度ブランド」を終わらせるにしては少しもったいない気がした。
なんだか批判の多い記載になってしまったけれど、毎週楽しみにみてました。
上戸彩かわいかったなぁ。(*´ω`)
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