会社で同じ仕事をしている男性の奥様が、最近第一子を出産した。
母子ともに健康で1日で退院してきちゃいましたー、ということで大変めでたい話なのだが、ここで独女にわからない感覚が。
さらりーまーんやってる人はわかるかもしれないが、そろそろ忘年会の予約をし始めなければならない時期である。
さらに10月に入ってきた人の歓迎会、12月でいなくなる人の送別会等々と、なんだかよくわからないが今年の年末はとにかく飲み会イベントが目白押しのうちの会社。
別に子供が生まれてなくてもうざくて仕方ないのはまぁ若手世代の総意ではあるのだが。
うちも日本の職場あるあるの例外にもれず、飲み会のときだけはしゃぎまくるめんどくさいおっさんというのがいて、さすがに全くでないわけにはいかなかったりする。
ちなみにそういうおっさんてどういうわけか多少は役付きの人である。偉くなると偉そうになる典型。
まぁお金はかかるし、たまに席運によっては自慢話を永遠にまき散らすおっさんの横でニコニコうんうん言ってるだけで終わったりもするが、たいていの飲み会はなんやかんやで酒好きなこともあって楽しいことが多い。
で、話を戻すと、その第一子のパパになった同僚、すべてのイベントに行かない宣言を早々にしたのであります。
周りのお子様のいる諸先輩方(女性)も「あたりまえよねー」とうんうん頷き、めんどくさい飲み会部長もちょっと嫌な顔しつつも引き下がっておりました。
0歳児と家で妻が待っているのに酒臭い状態で帰るなんてありえないよね、
という理論なんだそうですが。
これ、普通の感覚なのかなぁ・・・?
ちなみに関係ないとは思いますが夫婦は35歳前後です。
自分がそうなったときどう感じるか全く想像がつかないけれど、奥様の立場なら忘年会とかお世話になった人の送別会くらい行ってきなーって言うかな。。とか。
まぁ別に同僚に「来いよ!非常識だな!!(怒)」って思うってわけでもないんだよね。
ああ、0歳児がいると飲み会にも行けなくなるものなんだなぁって新鮮に思った、というのがとても正直な感想。
きっとおうちにもよるだろうし、もしかしたら奥様が病弱気味とか、いろいろ事情はあるのかも知れないので、「そういう常識もあるんだな」と、勉強になった次第です。
ぶっちゃけ僕自身も忘年会は欠席することを早々に宣言したしね。完全に私用で。
ただ、今回ひとつだけ、とても珍しい中規模(30人程度)の、いつもと違うメンバーが集まる飲み会が12月に予定されていて、同僚の今後のキャリアにも関わるメンバー(お偉いさんではなく、ヘッドハンティングメンバー)だったりするので、それくらいは出ればいいのにな、とはちょっと思った。
別にまだ人数確定段階でもないのに、アッサリ幹事に断りメールを入れた潔さは、やっぱり実際子供ができてみないとわからないものなのかもしれない。
ああ、ちなみに同僚も酒好き仲間ではあります。そのグループからも脱退しちゃうかもな。
今回の件でいうと、束縛しているのは奥様なのか、子供なのか、自分自身なのか、それとも束縛でもなんでもなくただの「丁度いい言い訳」なのかもわからないから、いくら勝手に想像をしたって「世の中の常識」を読み解く一端にはならないのかもしれないし、なんかやっぱり結婚して一緒に住んで子供産んで育てて。。。って、ものすごい遠い話だなぁって思った。
もしかすると、世の中の常識どころか、僕の住んでいるところとは別の世界の話をしていたのかもしれないね。
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