本なんかでも読んだことがあるような気がしますが。
野村研究所さんからも出ちゃいましたね。
~601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算~
https://www.nri.com/jp/news/2015/151202_1.aspx
ですって。
僕はわりとそういう、人工知能だとかを「作る側を知る立場」なもので(「作る側だ」とは言っていない)、感想としては「まぁそうだろうな」って感じだけれど、普通の人はどう思うのだろう。
労働人口の49%だからね。
労働人口のだからね(大事なことなので・・
しかも期間は今後10~20年の間に!
もうすぐそこだよ!!
まぁまず働いてる皆様はリンク先の「人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業」を血眼で追ってください。
そして学生さんとか求職中の方はぜひ「人工知能やロボット等による代替可能性が低い100種の職業」の方をどうぞ。
つってもね。
僕の職種もどちらの100にも入ってませんでした。
というか、自分の職種が600のうちどれなんだ、って話からですよ。
ある意味事務っちゃ事務だし、でもじゃあ完璧マニュアル通りのルーチンワークかって言ったらそんなわけないし。
前に、車の自動運転技術では、マニュアルに無いこともある程度コンピュータが「推察」して判断できる、みたいなことがあったと思うけど、裏にビッグデータがあるからって解決できる問題ばかりじゃないよね、仕事って。
そういう意味では、50%もいらなくなるってことはさすがにないんじゃないかなぁ、という楽観。
とともに、本気でコンピュータにはできないスキルを身につけなきゃダメだなぁと改めて思った。
僕はいまだに「コーディング」とか「分析シミュレーション」みたいな作業がメインみたいなもんだから、「マネジメント」とか「リーダーシップ」とかにシフトしていくべきなんだろうなとは思う。
ついでに、どっかの記事に「抽象的な概念の分析」とか「他者(人間感情とか)の理解」はコンピュータにはできないから、そういう職種がなくならないよ!とか書いてありましたが、それは大ウソなので信じないように。
例えば、電話口での口調・言葉の選び方・その他年齢情報等によって、その人の性格や、現在の感情(脳波状況等)を「推測」するっていう技術はもう存在するんだよね。
コールセンターとかで活用されているのだけれど、相手が焦っていたり怒っていたら、情報を端的に迅速に通信したり、逆に話をしたいと思っている人がかけてきたら、丁寧な口調で通信したり。
ほかにも「似たような画像の検索」とか「オリジナルレシピで新食感・新味覚の提案」とか、コンピュータ側もだいぶ抽象的な分野まで手を広げてきているので、気が抜けないと思われます。
ちょっと心配というか、どうなるかわからないところは、結局の結局、本質はコンピュータなわけで、いくら自然言語を理解すると言っても、画像情報や音声情報を習得できるとしても、根底には0101の世界のメンテナンスが必要なわけで、そういうのっていまだに例えば言語ならアセンブラとかCOBOLとかが使われてるわけで。
たぶんコンピュータの運用もコンピュータがやる世界にはなっていくんだと思うんだけれど、そうすると今以上に、「自分たちの扱っているものが何なのかわからない」状態が世代を追うごとに進んでいって、それってそれでいいのかな、って思ったりする。
今もこのパソコンがなんで動いてるのか、なんでインターネットにつながっているのか、よくわかっていなくて、でもきっと世界のどこかにちゃんと説明できる人がいて。
そういう人が今後誰もいなくなったけれど、それがないと世界が回らないくらい依存した場合、どこかで取り返しのつかない崩壊の仕方をするんじゃないか
って、ちょっとSFに考える、深夜1時。
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