米津さんのバンドサウンドでサポートとしてリズム隊に入っているふたり。
堀正輝さん(Dr)と須藤優さん(B)。
この間の音楽隊もそうだし、CD音源にも入ったりしております。
僕がこの二人を知ったのはもちろん米津さん経由なんだけど、米津さんの音楽性への好みとはなんとなく別のベクトルで好きなバンドマンだったりする。
別世界・尊敬・諦観、みたいな感情。バンドマンとしてのスタンスが好きだ。
そしてそのふたりからなる音楽ユニットがタイトルのARDBECK。
出会いはまた別のバンドのサポート同士から意気投合してってことらしいんだけど、堀さん須藤さんのふたりというのは元々好きな音楽も方向性も重なっているわけではないそうで、そういう意味では、バンドサウンドとしてリズム隊としての息もあってるわりに「息が合ってる感」がないのがいいなと思う。
学校の合奏じゃないんだから、せーので綺麗にまとまるのが正解じゃないってことではないかと。
米津さんのライブではさすがサポート慣れしているというか、キッチリ仕事してる感がすごくある。
特に堀さんのドラムはもはや打ち込みレベルだなと。すごく正確に、ここ!というところにカツン、と入ってくるイメージ。
須藤さんのほうは、がっつり下から音楽を支えてる感じ。
というか米津さんのサウンドではあんまりベースソロって出てこないから、須藤さんのベースソロが目立つような米津さんの楽曲を聞いてみたいところ。
ARDBECKの活動の方はサポートとは違い、好きなことやってんな感満載だから、気になる人はぜひつべとか開いてみてほしいかな。
そしてこっからはチラ裏として。
バンドを長年見てきた人とか、バンドの世界に片足でも突っ込んだことがある人はわかると思うけど、ベーシストとかドラマーって、特に変人が多いの。
ほんとに多いの。特にベーシスト。ほんとにベーシスト。
なんでベーシストって変態だらけなのまじで。
別に性格知らない人でも、もうなんか弾き方(叩き方)がおかしすぎてそっちに気を取られるライブとか実際結構あるんだけど、このARDBECKの二人はとてもナチュラルな、綺麗な演奏の仕方をするので、そういう意味でもとても好きだったりする。
見目も大事です。
かっこいいです。はい。
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