公式サイト：http://www.future-diary.tv/bo/
評価：B
ひとつ、願いが叶うとしたら何を願いますか？
っていう話。
設定やストーリーは面白かったのだけれど、何かが足りない感じのするアニメだった。
たぶんアニメ的なギミックとかそういうの。
クスリと笑える描写とか、小さな予想外とかが無かったんだよね。
十人衆とかみんなわりといいキャラしてたから、もうちょっと日常描写が面白くできたと思うんだけどなぁ。。
ある意味一番難しいとこではあるよね。
内容は、実際源内氏が夢見た「人類全員の夢がかなう並行世界」ってどうなってただろうな、っていうのはすごい思った。
もしもとに戻れるのなら、そういう世界も一度経験してみたいなとは思う。
「今のこの世の中は、肉体があってこそ、心が存在する精神より物質が優位な世界。」だけれど、「心が願えば物質が生まれる精神世界。 物質より精神が優位な世界」を源内氏は作りたかったらしい。
やっぱり気になるよね。
そしてエイジくんが「そんなものはまやかしだ！」として必死で命かけて止めようとしたのは、なんかすごいなって思った。
どうなるか未知の世界で、たぶん人間の脳で知覚できる限界を超えた未来なのに、それの善悪を判断できるって理解できないな、と。
まぁ妹くんが危機だったから、っていう帰結なのかもしれないけど。
願ったことが具現化する世界って、実際どうなるんだろうね。
面白く無さ過ぎて死んじゃうのかな。
楽しいのははじめのうちだけだろうな、とは思う。
作画の話に移ると、なんで最終回あんな白黒無双だったの・・・・・・？
作画崩壊の新しい形？
全然白黒にする意味もわからなかったし、なんだか見づらかったし、「ああ、色つける体力なかったかな」としか。。
他作品と比べても10話完結と短かったので、もうちょっとがんばってよ・・とは正直思った。
あとアニメ関係ないけど、上記の公式サイトも相当webデザイン崩壊してて、見づらいです。
原作は漫画だそうで、なんと「未来日記」と同じ作者さんだそう。
確かに方向性とか、展開の仕方が似ていたように思う。
最後の「実は妹が本当の能力者でしたー」とか、そういうマイナス方向のテンション下がる感じのどんでん返しの仕方とかが似てたなと。
うーん、設定そのものは面白かったと思うんだけどな。
次期はあったとしても・・・迷うなぁ。
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