昨日の話の続きで、ちょっと別の観点から。
木村さんを擁護するわけではないし、彼はイベント系の仕事が減ってしかるべきかもなぁとも思っている。
が、ちょっと思うところがあるようなことが最近身近であったので。
仕事が一緒のアラサーの男性が、急に、彼の場合は本当に急に、仕事ができなくなった。
昨日頼まれてた仕事を忘れている、見積もりの数字が間違っている、会議で話がかみ合わない。
それこそ人の名前を呼び間違えたり、メールの宛先間違いみたいなのもあった。
さすがに「どどどどうした?!」と周りがなった。
見た目は全然変化はなくて、体調が悪そうとかでもない。
最初は「すみません、すみません」って言うばかりだったのだけれど、上司が呼び出して事情聴取。
親が危篤だった。
亡くなったわけではないから仕事は続けないといけないと思ったらしく、上司が逆に慌てて「今から実家帰れ!」と追い出すように田舎へ帰らせた。
ロッカーのカギを机の上に忘れて帰ったからね。本当に心ここにあらずだったんだと思う。
別にうちの会社ブラックとかじゃないから、親が危篤つったら即行帰っていいんだけどね。
たぶん本人も、受け入れがたかったってのもあったのでしょう。
結局そのまま亡くなったらしく、死に目に会えたのかはわからないのだけど、そういうことも人生あるんだなぁと他人事的に思った。
その人の事情なんて、その人にしかわからないんだなぁってのも、思った次第。
木村さんになんかあったのかも、とかまでは、深読みしすぎで逆に気持ち悪いと思うけどね。
例えばその男性を、「なんでできないんだ」ってもし上司や同僚が攻撃していたら・・・と思うと、うすら寒い気分になる。
Sponsored Link