日々、迷走

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コロナ禍、CASECという英語試験をお勧めしてみる

少し前の話になるのだけれど、CASECという英語の試験を受験した。(キャセック、と読みます)
TOEICと違いオンラインで受験可能な試験なのだけれど、TOEICだと何点相当です、という結果が出るもの。
casec.evidus.com
今、TOEIC受けるのも人数制限で大変だし、そもそも集合試験というものをあまりやりたくない世の中だと思うので、企業や学校などはぜひ活用してはどうか、と思う。(しかもTOEICより割安)
試験はTOEIC同様リーディングとリスニングに分かれていて、4択で選ぶセクションと、書く(キーボード打ち込み)のセクションで構成されている。
1問当たり60秒、とか細かい制限時間があり、全60問で時間をフルに使うと1時間くらいかな。
もちろん結果はすぐ出るし、スコアレポートもTOEICより分量は多いのが出てくる。
例えば、以下のような場面別でCAN-DO(これができます)みたいなのが出たり。

学校 講義規則
ビジネス 経済ビジネス顧客要望
公共 病院施設利用金融機関
旅行(交通) 交通機関宿泊天候
娯楽 映画スポーツ買い物

僕のスコアレポートの一部はこんな感じ。
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僕自身結構TOEICのスコアはその日の体調とか試験内容とかでぶれる人なんだけど、アベレージで800くらいなので、まぁまぁの精度ではなかろうか。TOEIC840点って英検2級レベルなんだね、知らなかった。
制限時間付きでぽんぽん出てくる問題にリズミカルにこたえられるのは、自分でペースを作らないといけないTOEICより個人的にはやりやすかった気がする。

これだけ書いておいてなんだが、言っておきたいのは、TOEICと全く同じ試験形式で、全く同じ信頼度か、というとそういうわけではないこと。
やっぱりTOEICは2時間200問という分量の多さや、かなりの長文を読ませたり聞かせたりする点からも、本当にその人の個人の英語力が試されると思うし、TOEICTOEICで大事な能力だと思う。
CASECはオンラインでやっている分、制限時間内であれば単語の意味を調べたり、もしかすると替え玉だってできちゃうかもしれない信頼性なので、全力でCASECを推したいわけでもない。
ただ、会社の渡航者選びや学校のクラス分けで目安にする程度であれば、どうせズルしたってその後バレるわけだし、なにより英語は使うためにあるものなので、その使う対象で評価をすればいいのではないですかね。
普段英語を使うなら、単語がわからない場合は意味を調べるし、話している相手に聞く。それってオンラインでズルしてるのとあんまり変わらない。それでも伝わらない・わからないならただ英語が使えなくて仕事を失ったり単位を落とすだけ。
もちろん会社や学校としてそれ自体が損失になることもあるだろうから、妄信はいけないけれど、ある意味それはTOEICだって同じで、重要なものであれば事前にCASECで上澄みをとってから英語面接をするなり、少し英語の仕事を任せてみればいいだけの話。
コロナで集団受験をさせてクラスターになるリスクと比べると、検討の価値はあるのではなかろうかね。(宣伝しましたが僕にCASECからは一円も入りませんよ・・・)


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