日々、迷走

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NIPT受けた1

色々な不安を持つ中で、その1つ、染色体異常について。
人間は23対46本の染色体を持っていて、その本数に異常があったり、一部が重複したり欠損したりが染色体異常です。
染色体異常の中で一番「軽症」と言われるのが21番染色体のトリソミー、通称ダウン症
特徴的顔貌、心機能の問題や難聴、弱視、身体的知能的発達遅延等々が染色体異常全般で起こりやすい症状とのこと。
基本的に「重度」の染色体異常はそもそも産まれてくることができず、12週までに自然に流産することが多いそうです。
そしてこの染色体異常(エラー)というのは母親の年齢が上がるにつれて発生率が上がることが分かっており、20歳の母親の場合は1500~2000分の1、30歳で1000分の1、40歳で100分の1、と加速度的に確率が上がっていきます。
高齢妊娠に流産が多い原因の一つでもあるわけです。

月憑きは年齢的にリスクがある妊娠と前々から書いてますが、染色体異常についてもかなり心配していて、夫君とも妊娠当初から話には上げていました。
ここ数年で胎盤の染色体を血液から採取することで高確率で染色体異常がわかる「新型出生前診断(NIPT)」が日本でも認知されてきていて、これを受けるか受けないか、受けたとして異常ならどうするのか、という話です。

出生前診断、色んな議論があるのは認識していて、「命の選別」「障害者の存在否定」と言う人がいるのも理解はできるものの、うちは「NIPTを受ける。異常なら(羊水検査なども経て)子供は諦める」という結論を事前に出しました。
もちろん染色体異常以外の障害も世の中にはいくらでもあるので生まれてみて重度障害があればそこは腹を括って育てる意思で。
この結論が正しかったのか、そして本当に異常が出た場合これを貫いたかは今となってはわかりません。
「陰性(正常)」の通知がきて、どっと安堵したのは隠しようのない真実です。


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