日々、迷走

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【2017年冬アニメ】昭和元禄落語心中 -助六再び篇- 視聴完了

評価:S-

公式サイト:

www.rakugo-shinju-anime.jp

※少しブログの整理もかねて過去作の視聴完了記事が続きます

2017年の冬アニメですが録画したまま溜めていて、見たのは去年くらいかな。

1期の衝撃がすごすぎて、ずっと見れずにいたんだよね。

そして2期もすごすぎて記事をかけずにいた、という。。。3年越しの感想記事になります。。

1期の時の記事はこれね。

moontuki.hatenablog.com

いやもうね、2期もすごかったよ。

3話の八雲さんの「居残り」、あれは何だったんだ。。

与太郎にみせるために、助六の落語を、八雲の声でやる。

面影は完全に助六で、でも年を取った見ていないはずの助六なんだよね。石田彰何者?

そしてそれを5話で与太郎がフルでかける。

事情が事情なので少し早口にしつつも、やっぱりこれは助六の声の張り方に似ている。でも、自分の思いを落語に託さない、助六でも八雲でもない落語。

「今日の居残り、よくできたのに、聞いてもらえなかった」の車の中の泣きもじんときた。

あと、1期で詳細に描かれたはずの助六とみよ吉の真相。意外にもさらっと松田さんの口から明かされたけど、1期を考えるとものすごい秘密だし・・。

ほかにも、火事の中の「死神」なんて、一生忘れられないかも。

ほーら、けぇーる、けぇーるよ・・・(消える消えるよ)

フィクションの話ながら、だれか「有楽亭八雲」のスタンダード落語、継いでほしかったなぁ。新之助(五代目菊比古)が継いでくれそうかな・・。

1期は戦争時代→昭和でそんなに感じなかったけれど、2期は昭和→平成後期、という時代の流れが急速で、街の雰囲気や落語の衰退にも心が動かされるものがあったね。

最後まで生き抜いてくれた松田さんにはちょっと救われるものがあった。

 

読んでいただいてわかるかと思いますが、書く前にもうひと回し見ました・・・現在アマプラで見れますので。

1回見始めると止まらないもんもう、深夜まで見ちゃったよ。。

一応「マイナス」が付いた理由ですが、ちょっと「現実離れ」な描写が2期は多かったかな。死神が出たり、死後の世界で丸々1話使ったり。

まぁでも本当に名作の中の名作。

このアニメは後世に残ってほしい。八雲さんは、嫌がるだろうけどね。

 


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