日々、迷走

雑記。日々のこと、たべもの、音楽、海外、IT、ドラマ、アニメ、映画、等々。月憑きの名前でTwitterやってます。@moon_tuki

NIPT受けた2

NIPTを受けた記録。

11週でNIPTを受けに行った。
夫と話し、トリソミー(その他染色体異常)なら諦める、と明確に決めていたので結果が出るまで「絶対に産む」という感覚がなかった。
もしかすると中絶するかもしれないな、このつわりも、エコーでパタパタ動いてかわいいなと思った感情も、全て無駄になるというか、全て諦めるかもしれないと、心のどこかでストッパーをかけていた。

NIPTには認可・無認可、と検査施設が分類されていて、それぞれ以下のような違いがある。
【認可】
・国の認可施設(数が少ない)
・夫婦で複数回のカウンセリングが必要
・基本平日日中のみ
ダウン症を含む3つ程度のトリソミーの陽性陰性のみの判定
・高額

【無認可】
・カウンセリングは希望者のみ
・妻が血液を採取する1回のみの来院でok
・土日も開院しているところが多い
・オプションが色々あり、染色体関連の検査(モノソミー、トリソミー、欠損、重複、性別など)を幅広く行う
・比較的安価

まぁ認可は安易な判断や間違った行動を避けるため十分なフォロー体制がある、ということなんだと思う。
1,2年前までは認可施設は妊婦35歳以上じゃないと受け入れないみたいな制約もあったみたいだけどそこは緩和されたみたいですね。
月憑きはというと、主に平日日中に夫と複数回来院するハードルが高すぎて無認可で受けました。
予約もweb完結でめちゃくちゃ簡単で、確かに色々話し合わずに安易に来て受けて陽性でパニックとかも起こりうるなとは思った。

当日。
雑居ビルの一室、中はプレハブの仕切りみたいな見るからに「金かけてません!」なクリニック?に入り、受付をしてカウンセリング代わりの動画を個室でタブレットで見せられる。
2,3分くらいの簡単なもので、「99.9%当たるけどあくまで胎盤の染色体を見てるのであって胎児の染色体ではないので、モザイク現象という結果に相違が出るパターンもあるよ」とかそういうの。
終わったら質問とかありますか?ときかれ、同意書を書いて、その後一応医師の問診ぽいのがある。
問診では血液がどこで検査されるのかとか、名前は試験管から外されて番号のみの管理になるからここで読み合わせとか、検査オプションによる違いとかの説明だった。
そして特に質問とかなければまた別室で採血。
まぁどの部屋もプレハブで仕切られただけの隣の声丸聞こえな感じだったけど。
採血は試験管1本分だけで、さくっと終わり。
最後受付でお会計して終了でした。
所要時間30分とか。

お会計は検査費とは別に互助会費というのがあって、互助会は任意なんだけど、入っておくともし陽性だったときに羊水検査の検査費用を補助して貰えるという制度。
自分の場合は検査費20万くらい(ちょっとオプション多め)、互助会費3000円くらいだった。
羊水検査もさらに、となるとまた20万くらいの出費になるからね(しかも中絶となるとさらにお金も心も負担に…)
互助会は無認可なりの良い制度なのではと思った。

で。
結果はまさかの3日で出た。
待ってる時間はそれなりにドキドキしたけど、出るの早すぎて「まだかな」みたいにはなる前に受け取った。
結果、全て陰性、異常なし。
安心がどっと満ちるのを感じた。
全然まだ万事安心てわけじゃないけど、このまますくすく育ってほしい、と心から感じたし、産む決意がやっと湧いた。
ここでやっと、義実家(夫から)と職場(上司まで)に報告した。(12週・妊娠4ヶ月)


Sponsored Link