22歳の時に、祖母が亡くなった。
小さい頃から年に1回会うかどうかくらいの接点で、特に老齢になってからは認知症もあり長く入院していて、入院中数回会いには行ったがもうこちらが分からずぼーっとしている祖母になにを声をかけられるわけでもなく、急に新卒1年目の仕事中に亡くなったと電話がかかって来た形だった。
そしてなぜか、お葬式には、行かなかった。
確か「仕事も忙しいだろうし、家族葬でこぢんまりやるから来なくていいよ」みたいなことを母に言われて、それをすんなり「わかった」って受け入れて行かなかった。
別に新卒の仕事なんてたかが知れていて、祖母の葬儀と言えば確実に送り出してくれる職場だったのに。
なんならそれを知った同僚は行かないことに引いてたと思う。
しかも、亡くなったのは父方の祖母だったんよね、母からの「来なくていいよ」は父の本意だったのかも今考えると怪しくて。
22歳ってもう大人だし、ちゃんと自分の判断で、「いや行くよ」って言うべきだったな、本当に。
おばあちゃんっ子だったってわけではないけど、数少ない思い出も、おばあちゃんの料理の味も、ちゃんと記憶にあるのにな。
なんで行かなかったんだろ、心残り。後悔。
10年以上経つけど、年を追うごとに事の重大さというか、自分の行動の浅はかさを自覚して、心に澱のように沈殿する。
葬儀は行くべきだよ、本当に。
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