日々、迷走

雑記。日々のこと、たべもの、音楽、海外、IT、ドラマ、アニメ、映画、等々。月憑きの名前でTwitterやってます。@moon_tuki

【出産レポ①】計画入院当日

妊婦高血圧症候群と診断され数日後には計画入院して誘発・促進剤で産みましょう、とさくさく決まった妊娠39週。
その後自宅で急遽買った血圧計で毎日の血圧は計っていたのだけれど、ずっと上は120~130台といったところで、即連絡を、と言われていた160までは上がることなく計画入院当日を迎えました。
入院前日は当分行けなくなるであろうカウンターのラーメン屋とか行ったりして、高血圧塩分管理とは何なのか怪しい食生活とかしてた。
降圧薬を出されてたので上がりすぎずに済んだのはそのお陰もあったんだろうな。
計画入院当日病院に着くと、入院着・下着・見た事ないデカサイズのナプキンを渡されまずは着替え。
急な破水などのため、とのことでしたがこの時点で正直まだまだ生まれそうな気配はなし。
多少お腹が張ったりはしてたけど、ぼこんぼこん胎動がある以外はこのままだと当分妊婦なのでは?みたいな感覚で。
胎動はなんだかんだこの臨月期が一番激しかったかな。(人によっては臨月になると胎動が弱めになる人もいるらしい)

結局午前中はNSTのみで、お昼を食べてから午後にバルーン。
前回子宮口2cmって言われてた気がしたんだけどこの日の内診はまだ1.5cm程度、とのことで(たぶん誤差の範囲で前回から全く進んでないってこと)、自然分娩ならまだまだだったんだなぁとか。
バルーンはすごく痛いとかはないけど普通に違和感はある。
もう産むまでシャワーも浴びれないしバルーンも明日の朝までそのまま。
最初は違和感、気持ち悪いなぁ、って感覚から、徐々に生理痛っぽい鈍痛にかわりつつ、あとは数回NSTしてこの日は終わり。
血圧も何度か計ってるけど上がることも無く。
なんとなく、やっぱり前回の検診で血圧もうちょいちゃんと計り直せばよかったなとちょっと後悔する。
やらなくてもいい促進剤対応をリスク犯してわざわざするように感じてしまう…


Sponsored Link


39週で妊娠高血圧症候群に

昨日の記事で「次回から出産編」と言いつつ今日はその前日譚みたいな話。
今までマイナートラブルはあったもののほぼ順調な経過を辿った妊娠期。
最後の最後でなってしまいました。
妊娠高血圧症候群
昔は「妊娠中毒症」とか呼ばれていたものの一種です。
その名の通り、妊婦が高血圧になる症状で、140/90以上で診断確定、160/110以上で即入院の措置になるのが一般的。
妊娠中期とかでなってしまうと入院が長引いたり、母体保護のために37週未満で帝王切開、早産未熟児対応、みたいになることもあるそうで。
自分の場合、中期~38週までは120/80くらいの「まぁ高めだけどセーフ」みたいな推移でずっときてて、このまま逃げ切れると油断したら39週の検診で143/93を叩き出しました。(なお妊娠前は110/70とかわりと普通の血圧だったと思う)
後期の妊婦検診は
検尿・体重測定・血圧測定
▶︎NST
▶︎エコー
▶︎医師の診断
みたいな流れなんだけど、最初血圧高いなぁ、後で測り直しかなと思いながらNSTとエコーは順調ですね、で普通に終わって、医師の診断の場でいきなり
「〇日(数日後)から計画入院してもらいます🧑‍⚕️」
サプライズ、な感じでした…

医師からはとりあえず高血圧で早く分娩した方がいいこと、計画入院までに陣痛が来なければ誘発分娩を強く推奨すること、ただ誘発分娩にはリスクがあるのでその説明、などをされました。
言うてももう39週だし、内診の結果既にこの時点で子宮口が2cm開いてるとのことで「まぁ何もしなくても明日産まれるかもしれないけどね」とそんな深刻でもない雰囲気ではあった。
その後もう少し詳しく事務的な面なども説明しますね、ということで助産師さんとの面談。
ここからは会話形式で。(助産師さん👩‍⚕️、月憑き🤰)
👩‍⚕️入院当日は子宮口拡張の準備、入院翌日が誘発剤の投与になります。投与した日に出産となることが多いです。
🤰なかなかお産が進まない場合はどれくらい延びる可能性がありますか?
👩‍⚕️誘発剤を投与した翌日くらいまではお産が延びることもありますが、母子ともに疲れてきて危険になってくるので翌々日になりそうならもう帝王切開になる可能性が高いですね。
🤰血圧が下がったら計画入院が延期になることも有り得ますか?
👩‍⚕️妊娠期に一度上がった血圧が下がることはまずないので、そのまま誘発になると考えてください。もう39週で赤ちゃんの推定体重も3000gを超えてるので、特に遅らせた方がいい要素もないし、丁度いいくらいだと思います。
🤰計画入院日まで気をつけることはありますか?
👩‍⚕️毎日血圧は測って記録してください。血圧上がると困るのであまり動き回るのはやめた方がいいですが、子宮口開くために体調が良ければ散歩はして良いです。塩分は控えめの食事が推奨ですが、もうあと少しなので夫婦でデートするとか好きな物食べるとかした方がいいかも。

とのことで。
急遽血圧計を購入することになった&誘発分娩には追加料金がかかるのは予想外の出費になったけど、ある意味出産日が決まってホッとしたかもしれない。
先週までは体重のこともあって「よく歩け、よく動け」みたいな指示だったけど安静気味をお勧めされたり、妊娠高血圧症候群って危ないんだなぁとはじわじわ感じたかな。
ちなみに本人的な感覚として、血圧上がった気がするとか、お腹が張るとか、もうすぐ生まれそう、みたいな感覚はこの時点でほとんどなかったです。
歩いたりすると多少お腹が張るかな?程度。
自覚症状なしで危険な状態になるのは怖いので血圧計は帰りに薬局で即購入しました。


Sponsored Link


マタニティマイナートラブル総括

妊娠性掻痒症がつらいとか、常に重たくて不調、って話は何度も書いてるけど、もちろん「自分には幸いにも縁のなかったマタニティマイナートラブル」もある。
全妊婦が通る訳では無いと安心材料のひとつとして。

腰痛

ちょっと腰痛いか??と思う瞬間はあったにはあったんだけど、普通に起き上がったり歩いたりねじったりはできました。
腰痛で辛すぎて横になるとかは無かったかな。
元々体幹強いほうで、大人になってからも運動してた方だから、というのはあるかも。

妊娠線

これは妊娠性掻痒症の影響でクリーム塗りたくってたから、妊娠線はできなかったんだと思う。
あと元々デブなので皮膚の柔軟性はある方だからとかかな?笑

各種検査

溶連菌とか性病とかは軒並み陰性。
ただし妊婦糖尿病の検査で1度引っかかりかけた。
結局2度目の検査はセーフだったし、尿糖自体は1度も出なかったけれど、もし検査NGの場合は内科に別途かかって内服の必要があったり、食事がかなり制限されたりと大変だったと思う。
ちなみに検査は甘いジュースを飲んで血液検査をする、という内容。

逆に悩まされたもの、影響があったものは、

妊娠性掻痒症

もうずっと言ってるやつ。
全身の皮膚が炎症している。産科では追いつかず皮膚科にもかかった。

つわり

軽い方だったとは思うけど9週から15週くらいまで主食がちくわだった。
後期つわりはあまり感じなかったけど、一度に食べられる量は減ったなと思う。(なのに体重は増える!)

脚のつり

中期くらいから寝転がってると脚がたまにつるようになった。
足の甲を上げるとおさまるしそんなに頻繁ではなかったけど、たぶん体重激増で脚に負担かかってたのかな、と。

妊婦高血圧症

39週で急に。これは別で記事にします。

そんなとこかなぁ。お腹重いし疲れやすいし、たまに横にならないとどうにもしんどいときもあったけど、入院もせずわりと順調なマタニティライフだったとは思う。

というわけで、次回から出産編です。乞うご期待笑


Sponsored Link