日々、迷走

雑記。日々のこと、たべもの、音楽、海外、IT、ドラマ、アニメ、映画、等々。月憑きの名前でTwitterやってます。@moon_tuki

【出産レポ④】怒涛の出産

緊急無痛分娩の医学的適用となり、15時半くらいから麻酔の投与が始まりました。
ちなみに15時くらいから陣痛とは関係なしにたまたま夫が面会に来ていて、午後イチの「まだ生まれないよー」のLINEのテンションと全く違う陣痛室の様子に面食らってましたね笑
緊急無痛分娩の説明とか一緒に聞いてもらうはずがテンパってうちの親に状況の電話とか始めちゃうし笑笑(しかも後で聞いたら全然的を得ない電話の内容だった)
そんなこんなで背中から麻酔の投与が始まりました。
自分は麻酔の効きが悪い方のようで、結局通常の麻酔より強めに追加もしてもらってやっと1時間後くらいに効き始めた感じ。
喋れないレベルの陣痛が、まぁ普通の生理痛レベルくらいに落ち着きました。
血圧も130-140台くらいになんとか。
血圧の薬と、子宮口を柔らかくする薬なども点滴したり内服したりして、バタバタと対応頂きました。
この時口には酸素マスク、左右の腕にそれぞれ点滴、さらに片腕血圧計、片手の指にパルスオキシメーター、胸に心電モニター、腹にNST、背中から麻酔、みたいなフルセットのスタイル笑(笑い事でもないけど)

17時くらいに産科の先生が来て(それまでは麻酔科の先生か助産師さんが対応してくれてた)、20分くらい内診グリグリされる。
陣痛の痛みもだけど、この内診のグリグリの痛みが全くなくなったのが無痛の大きなメリットだったかも。
グリグリすることで8cmくらいまで開いたということで、あとは自然に&薬の力も借りて子宮口全開(10cm)までひたすら耐えるのみ。
無痛がしっかり効いてたのは最初だけで、子宮口8cmくらいからはまた陣痛の波で痛かった…
後で聞くと陣痛のとき、血圧上昇▶︎胎盤血流の悪化▶︎胎児低酸素状態で母子ともにそこそこ危なかったみたい。
とはいえ、なんだかんだその後2時間くらいで怒涛の「子宮口全開ですー」「破水しましたー」「はい、いきみますよー」
で、子宮口全開から出産まで15分くらい。
最後は下腹部ぎゅっと押されて、股の間から人間、出てきました!
ほんとに入ってた、人間!!
すぐ産声もあげてくれて、感動したなぁ。涙出た。
終わってみれば陣痛の自覚から出産まで5時間程度と、初産にしてはたぶんかなり早い方だったんだけど、血圧の状況とかから緊急帝王切開まで行く可能性もあったようで、そこそこ緊張感ある陣痛室だったし出産のとき室内に8人くらいいた。超手厚い体制。
出産終わって問題ないことが確認できたあと、処置する先生1人残してさーっとみんな(おそらく自分の持ち場に)戻って行き赤ちゃんも連れていかれ室内すっからかん&静けさが妙に印象的でした。
ちょっと会陰切れたので溶ける糸で縫合してもらって、胎盤出して先生の出番も終わり。
胎盤と臍帯、遠目にしか見てないけど綺麗に出たようでした。10ヶ月お世話になりました。


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【出産レポ③】陣痛とイレギュラー発生

促進剤を朝から入れてお昼すぎまで子宮口の開きもその他の様子の変化もなかったその日の午後。
14時くらいから、急に生理痛の最強レベルみたいな痛みが下腹部に2分間隔位で始まる。
よく考えるとお昼前くらいから生理痛のような鈍痛はあるにはあったような気もするんだけど、ほんと「気がする」レベルだったのでいきなり2分間隔の激痛、というのが素直な感覚だった。
まぁあとから考えるとこれが陣痛だったのね。
陣痛の感じ方って経産婦さんによって「腰を砕かれるような」とか「刃物で中から切られるような」みたいな表現する人もいるけど、自分にとってはただひたすらの激痛の生理痛でしたね。(殴られたり切られたりするような感覚ではなかった)
そしてこの激痛と同時に、血圧も急上昇。。
上が180を超えてきて、にわかに陣痛室の空気感も「このままはヤバいな」という雰囲気になってきました。
陣痛と同時に子宮口も開けばよかったんだけど、この時点ではまだ4cmほど。まだ産めない。。

結局お医者さんの判断はというと、
緊急無痛分娩
をすることになりました。
無痛分娩は通常、前々から麻酔科の診察を受けたり、朝から絶食したりの対応が必要なんだけど、お昼食べてたどころか直前までおやつまで食べてましたね笑
陣痛の痛みで血圧が上がり、胎盤の血流にも影響が出るということで、完全に医学的適用の緊急無痛分娩になりました。
緊急無痛分娩については「痛みにどうしても耐えられない時選択する人がいる(ただし計画無痛分娩より追加料金)」としか前々には説明されてなかったので、血圧起因で適用になることもあったんかい、とは思った。(追加料金はしっかりとられる)
まぁ母子ともに危険になることを考えたら背に腹はかえられないのでその場で即決緊急無痛の同意書書いて、準備を進めてもらうことになりました。(この間も2分おきの激痛陣痛に耐えつつ)


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【出産レポ②】陣痛誘発剤(促進剤)投与

入院2日目。
前日の午後から一晩中いれられたバルーンの違和感がすごい。
夜中は生理痛のような鈍痛の波に睡眠を妨害されてあまり眠れなかった。
朝6時半くらいには起きて、バルーン中はシャワーが浴びれないので汗ふきシートみたいなので体を拭いて、朝食を待つ。
このときは特に何も無かったんだけど、1時間後くらいに朝食食べて立ち上がったら出血が…
生理の1日目くらいかな。わりと鮮血。
食べたら準備して陣痛室に来てください、と言われていたので準備を急いで「出血しました」と申告すると、助産師さんは慌てることなく「バルーンの影響でしょうね。ちょっとナプキン替えて陣痛室で横になって待ってて」と15分くらい普通に待たされました。大した話では無いらしい。
これが所謂「おしるし」だったのかな???

その後助産師さんにバルーン抜かれ内診され、「あー、まだ子宮口2,3cmですね」とのことで。
一晩中バルーンいれてそれしか開かないか…
そのままさくさく準備されて陣痛誘発剤(促進剤)の点滴投与が始まりました。
2時間くらい点滴したとこで産科の先生の内診があり、「4cmくらいまで開いてきましたね。とりあえず今はリラックスして陣痛待ちましょう」とのこと。
点滴してもほぼなにも体調変わらずなんだけど、子宮口開いては来てるようで良かった。
なおこの先生の内診でまた出血。ドルンとしたまた生理みたいな塊?が排出されました。ちょい気持ち悪い。
お昼ご飯も普通にモリモリ完食。
なお左手に点滴、右手に血圧計、胸に心電モニターつけたままご飯食べてた。
ここまではほんと、助産師さんも「今日は生まれないねー」と言うくらい何も無かった。続きは明日。


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