日々、迷走

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世界の均衡はいつも結構ぎりぎりだ

アメリカラスベガスの銃乱射事件、死者が59人にもなったそう。
ご冥福をお祈りします。

犯人は交通違反以外の犯罪歴なし、金や健康で困っていたわけでもなしの、60をこえた男性、と報道された。
警察からマークされていた人物でもなく、60ともなれば人格的にもだいぶ落ち着くものではないかとアーキタイプな老人像に惑わされて驚くと同時に、これはもう、どう防ぎようもないなと。
だって、普通の隣人じゃないですか。
もちろん銃規制が緩い州だった、というのはひとつの「そこで起こった要因」かもしれないけれど、状況としては被害者は特に危ないところにいた訳でもなし、ホテル側も見るからに危ない人を入れたわけでもなしの、「突然隣人が襲ってくるかもしれないリスク」そのものじゃないか、と。
我々は本当に、ぎりぎりの均衡なのか、刹那的な一瞬なのか、とにかくなんの保証もない時を生きてるんだなと改めて思った。

地下鉄サリン事件とか、秋葉原の大量無差別事件とか、日本でも何年かに1度は人災が起こっているし、最近大量殺戮兵器をぶっとばそうとしている近くの半島国だって、ふとしたひとりの思いつきでとんでもない被害が出かねない。

ただ隣人の隣人だけの都合で、今日死ぬかも知れない世界は、なんて、なんて、憂鬱なんだろう。
明日も普通に仕事だ。
普通に訪れれば。


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