今話題の。っつっても、今に始まった話でもないけれど。
これ難しいところは、まず第一に、残業100時間は法律的にアウトっていう大前提があるとして、100時間くらい残業してイキイキしている人と、死ぬ人が実際いるってところ。
炎上した「起業家」みたいな特殊な例じゃなくても、サラリーマンで普通に働くのが趣味みたいな人ってゴロゴロいる。
ゴロゴロいるけど、まぁ多数派ではないだろうね。
普通は休めるもんなら休みたいし、早く帰れるなら帰りたい。
でもイキイキしている人もゴロゴロいちゃうもんだから、そういう目立つ人に「普通」が引っ張り上げられている感はある。
あと、そういうザクザク仕事こなす人がいてこその全体の業務量だったりもする。
ってことで、イキイキ型本人や、イキイキさんにうまく引っ張ってもらってたような人が上司になると、大変なことになるのだと思う。
特に後者ね。後者でかつ、引っ張ってもらってた自覚がない人。
「俺らの世代は(うんぬん)」とか言っちゃう人はもう最悪の中の最悪。
残業100時間生活って、一瞬くらいなら、きっと誰でも経験あるかなとは思う。
1週間帰れなかったことがあるとか、1か月連続勤務とか。僕もあるっちゃある。
ただ僕の場合の話をすると、人間関係が神がかり的に良いままで、上司が「責任は俺が被る」って言ってくれる人で、このデスマーチのENDがだいたい見えていて、プライベートがゼロでもやっていける環境だった。
ひとつでも欠けたら鬱になっていたかもしれないし、こういうのって誰かと比較してどっちがつらいとかない。
残業ゼロでもパワハラ上司だったら鬱になるし。
職場環境・人間関係、さらにはプライベートの状況なんて、あたりまえだけど千差万別だな、ってことを、今回いろんな人のリアルとか聞いて、改めて思った次第。
終身雇用とか、手厚い福利厚生とか、会社の方からどんどん削ってきたわけだし、こっちもいざとなったら会社を切り捨てる勇気を、常にもっておきたいもの。
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