日々、迷走

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婚活で出会いたいのは、戦友。

結婚相談所のプロフィール写真のことで、プロの写真の出来があまりに納得出来ず採用を独断で見送ったところ、担当者に散々「プロの写真にしませんか」と言われた。
(写真についての前回のお話はこちら)

婚活用の写真撮影をした話 - 日々、迷走

あのブスでデブが強調された写真の何がいいのか全くわからなかったけど、話を聞いていて何となくわかってきたことがある。
あの写真は確かに、引き攣っていたけれど、ちゃんと目が細まった笑顔になっていて、一般的にウケの良い、「優しそう」な写真に見えるそうである。
まずちゃんと「プロに撮ってもらった」という本気感があること、笑いジワでくしゃっとした顔、無駄に強調された胸、みたいな所が結婚相談所の男ウケがいいそうだ。

まぁ結婚相手探すなら、優しそうな人がいいよね、わかる。
「デブ」もよく言えば巨乳で包容力のある、おっとりした人に見えたりするんだよね、男女問わず。わかるよ。
わかるけど、残念ながら、こっちは「優しそう」とか「包容力」を求められても困る。

で、結婚したい理由とか、結婚してどういう生活をしたいか、初心に戻って考えてみた。
今自分が結婚したい理由は、端的に言えば「自分の知らないことを知りたいから」。もっと端的に言えば「暇だから」かも。
結婚は自分にとってはイコール子育ても含むんだけど、現代の共同生活+子育てって、多分やらない方が人生の総合的な苦労って少なくて済むんだよね。一人暮らしの方が、自由で楽だとは思う。
二人暮らしの共同生活、ってだけでお互い気を遣うし、今までと変える点や我慢する点があると思う。
さらに子どももとなると、特に女性は産むのにどうしてもキャリアのブランクはできるし、産んでからも大変だし、立派に育て上げるのなんて奇跡に近いかも。(立派の定義とは何かもよくわからんけどね)
それでも、それを越えて夫婦で暮らしたり、子育てするって楽しいと聞くからさ。
人生でやっておきたいな、って思ったの。

その、茨の道を一緒に協力して並走できる、戦友が欲しい。これが結婚したい理由(のひとつ)。
もちろん子どもが結局できなくても、そういうの一緒に乗り越えられる人と出会えたらいいなと思う。
だから、女には「優しそう」とか「包容力」とか「家庭的」とか求めて、男は男らしく稼いで、弱みを見せないで、みたいなのは、もう古い。
その古い、っていうのを、共有できる機会として、あえて無駄に「優しそう」に見える写真は載せたくない、って気持ちなのかなぁ、って、自分で思う。
生きてればさ、仕事を失う事もあるかもしれない。自分や子どもが病気になるかも、なにか重大な事故に巻き込まれるかも、事件を起こす側になるかも、騙されるかも、宗教にはまるかも、、、考えたら、キリないよ。
この生きにくい世界で、さらに無謀にも生きにくい道を選ぼうっていう同じ志をもつ戦友、募集。


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