エアーズロック2日目。
旅行記の前に、エアーズロック村について備忘的に書いておこうと思う。
なお数年前の記録なので、今変わってる可能性もあり。
エアーズロック村は、一番近くの都市からでも車だと最低6hくらいかかる孤立村で、ほぼ100%観光のみで成り立っている村。
スタッフ居住区というのがあって、だいたいどっかの都市から出稼ぎに来ているような人が働いている。(毎日通勤は無理だからね)
エアーズロック村からウルルやカタジュタまでも車で30分はかかるので、都市のなにかしらの観光資源に乗っからないと基本観光はできないと考えた方がいい。
たまに6hかけて隣の都市から自家用車で観光に来て、ウルルなども自家用車で観光しているオーストラリア人とかもいるけどね。ちゃんと駐車場もある。
ウルル・カタジュタに入るためのチケットみたいなのも有料で、車でその地区に入るときに確認される。(ただ観光バスだとスルーしがち)
ウルルの地区に入ると現地生まれ現地育ちのアボリジニ、と呼ばれる人たちもいて、観光客相手に染物とか絵とかを売ったりしてた。
エアーズロック村は巡回バスみたいなのが走っていて、小さい村なのでそれに乗ればスーパーやお土産物屋さんなどどこにでも行ける感じ。
だいたい観光の集合場所はいいホテルの近くなので、月憑きのような安いドミトリー組は巡回バスで集合場所まで行くことになる。
というわけで2日目も朝早く起きてまずはサンライズのツアーへ。
サンライズもちょっと雲が多かったかな。
そして本日のメイン、ウルル登頂トライです!
2019年からウルル登山は禁止になったのだけれど、月憑きが行った2017年頃はまだ登頂が許可されていました。
ただし現地のレンジャーが登頂可否を毎日ジャッジしていて、暑すぎる・風が強すぎる・雨・・・などの条件によって、NGが出る日も多く、NGの場合は登山道自体が閉鎖されるルールになってました。
登れるのはなんと1年平均30%ほど。許可されていた時期でも行ったからって登れるとは限らなかったのよね。
NG時はこういう感じで理由が表示される仕様。
↑は気温が高すぎるからだめ、という理由。岩に白く見えるのが登山道です。
で、月憑きはどうだったかというと。
登れました!!
↑ウルルから見下ろした景色と遠くにカタジュタ
ほんとラッキーだったなと思う。
直前までレンジャーが検討している様子で、NGの看板が外された瞬間に立ち会ったような状況でした。
登山というよりはロッククライミング、岩場をとにかくよじ登り踏破するような登頂で、↑の写真が頂上に設置されている石板。
ちょっと白い点線が見えると思うのだけれど、基本そのペンキで塗られた点線に沿って登頂すると頂上までいけるよ、という案内印になってました。
頂上まで登ってどこまでも続く地平線や遠くに見えるカタジュタは圧巻で、運も含めてすごいいい経験させてもらったなとは思う。
が、
まぁ登頂禁止になった理由もわかる・・・。
主な禁止の理由は「アボリジニの信仰の対象であるウルルを汚さないため」なんだけど、これだけペンキで登山の目印書いて頂上に石碑まで立てて、ポイ捨てとかはあんまなかったと思うけど毎日外国人が登れるかなと一喜一憂しに来て・・って信仰の対象としてどうなの?とは思った。。(登ったけど)
なお、ツアーは「登る人」と「ウルル周辺をツアーする人」に分かれて観光していて(ウルルの登山はある程度体力に自信がないとできないという事情もあり&登り始めたけどこれは無理だわと離脱する人もいた)パワースポット、過去の壁画など多く残っています。
それらも観光地として柵が建てられたり歩きやすいように舗装されてたりはするんだけどね。それはいいのかな。
登山が終わって観光組と合流して、一度エアーズロック村の方に戻されるも、時間もあるしウルル周辺観光側もいきたい!とホテルの人に相談。
hop on hop off、というウルルまで連れて行くだけ連れて行ってあげるよ、というチケットが買えるとのことなのでそれを買って、運転手さんともおろしてもらう場所・拾ってもらう場所を交渉して観光にも行けることになりました。(ここの交渉、英語で結構頑張ったのでよく覚えてる)
クニヤウォークというスポットからマラウォークというウルルの登山道入り口へてくてく歩きながら観光しました。
壁画とか水場とか、ウルルの表情を見ながら暑い中一人でゆっくり観光。
周りはびっくりするくらい誰もいなくて、今考えると女性一人で多少危なかったと思う笑
2,3時間かな?観光して、無事マラウォークの駐車場で運転手さんと再会して、村までまた連れ帰ってもらいました。ほんといい思い出。
その後エアーズロック村のほうで予約していたラクダに乗ったサンセットツアーに行きました。
二人乗りなんだけど一人参加だったので独り占め。
ラクダがそのへんの草食べながら人を乗せてゆっくり隊列で歩くのかわいかったな。
英語ツアーだったので解説はちょっと正直あんまよくわからず、写真をぱしぱし撮るも1時間半くらいラクダに乗り続けるのは若干退屈してきたところでサンセット。
ただこの日も雲が多くサンセットイマイチな感じでした。。まぁそれも思い出。
この日は夕飯にBBQができる焼き場みたいなところに行って、ラクダ肉を食べました。
なんか盛りだくさんな1日だった。
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