形式は米津さん先行の完全対バン形式で、本当に当初の予定ではRADと米津さんが絡む予定はなかったようです。
米津さんのセトリはこちら。
01.ゴーゴー幽霊船
02.駄菓子屋商売
03.メランコリーキッチン
04.アイネクライネ
05.WOODEN DOLL
<MC>
06.パンダヒーロー
07.ドーナツホール
08.マトリョシカ
<MC>
09.アンビリーバーズ
10.Blue Jasmine
米津さんは旧盤のアルバム類から5曲・トークはさんでボカロ3曲・最後新アルバムから2曲の10曲構成だったと思います。
対バンにしては豪華よね。
ボカロが3曲も出てきたのがちょっと意外だったなぁ。
最後のアルバムもCM曲2曲を持ってきていて、手堅くいきますな、って印象(笑)
RADファンの方も聞いたことはあったようで、ちゃんと乗ってくれてました。感謝。
僕は米津さんを生で聞くのはこれが2回目で、1回目はかなり初期だったので、「うああ、歌うまくなったわぁ」ってすっごい思った。あたりまえだけど。
でもトークは雰囲気というか空気感があんまり前と変わってなくてそれも嬉しかったな。
20分ほど休憩をはさんでRAD。
すごかったわー、怒涛の20曲超。(アンコール含めて21曲くらいだったと思う)
僕のRAD知識はかなり初期に偏っているので、(最初の3枚くらいはアルバム持ってる)、ちょっと今回知らない曲が多くて勉強不足申し訳なかったけど、アルバム買い足そう!って思ったからこれも対バンのいいところということで。(ということでRADのセトリは無理です)
やっぱりRADの10周年イベントということもあって盛り上がり方が「圧倒的にRADファンばっかりだったんだな」って改めて思った。
まぁ途中「RAD初めての人~」っていうのでぱらぱら手が挙がってたからみんながみんなではないけれどね。
あああと、これは書かないとね、ツインドラムでした。
10周年で山口さんの代わりがつとまる人って誰が来るんだろ?って思っていたけれど、ツインドラムはツインドラムで、ものすごい迫力で、また違うRADが見られて楽しかったです。
野田さんは「ちょっとした、ほんとうにちょっとした病気で」って言っていたな。これについてはまた今度記事を書こうと思う。
MCもいつもの安定感というか、ああ、好きだなぁって心から思うまったりトークでした^^
野田さんの「ありがとう」が好き。まぁ声がいいからね。好きな人多いんじゃないかなぁ。そして1回のライブで30回くらい聞いた気がする。ありがとう。
MCでおもしろかったところを少し。
米津さんが「RADWIMPSは僕にとってのヒーローで、お父さんみたいな存在」ってMCで言っていて、たまたまそのMCを野田さんが聞き逃したんだそうで。
(野田さん)「米津くん、ヒーローって言ってたんだって?他なんか言ってた?」
(観客) 「お父さん!」
(野田さん)「像さん?」
(観客) 「パパ!お父さん!!」
(野田さん)「ああー、パパ?お父さんね。・・・それ、ヒーローと違くね?」
っていうくだりが。
MCそれなりにあってここを選ぶのもどうかって話だけど、この「ヒーローと違くね?」があまりに本音っぽくておもしろすぎた。伝わらんよね、ごめん。
そして、急遽決まったRAD×米津コラボ!有心論でした。
米津さんが最初入れなかったり、被ったり間違えたり、ほんとに今決まったんだな、感はんぱなかったけど、(そもそも野田さん米津さん会ったのが初めてだったらしい)、それはそれで楽しくて、両方好きだからコラボが見れて泣きそうなくらいうれしかった。
声質もとても合っていて、ぜひリハの上での完璧バージョンも聴いてみたくなった。今後に期待だね。
最後の最後まで楽しませてくれたし、実はこれくらいのサイズのライブって僕自身行くのが初めてだったのだけれど(もっととてつもなく大きいか小さいかの両極端だった。今回は3000人規模くらいかな)、一体感と親近感と色々入り混じって、ちゃんと生の音が聴こえていて、とてもいいキャパだった。
RADに限らず「またライブに行きたい」って思わせてくれるライブで、完成度高いっていうか、やってくれたな、って思ったし、これからのRADの、米津さんの、成長とか躍進をすでににおわせるような、心から楽しくて楽しみなライブだった。
心から最高でした!ありがとう!無事胎盤ツアーが成功して終わることを祈っています!!
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