日々、迷走

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そんなにこの世界が嫌だったか

女子中学生ふたりが、電車に手を繋いで飛び込んだ、ってニュースを見た。

ってところからの雑感。

独り言。

  

まず、13歳で見切りをつけたか、って思った。

で、13歳だから早計だったとか、勿体ないとかは思わないし、それが彼女達の選択なら尊重するけれど、僕はむしろ生きている人の方が心配になった。

轢いてしまった運転手は、何を見ただろうとか、死んだ女子中学生に親や祖父母はいただろうか、とか。

人が死ぬのは、正直、仕方が無いことだと思う。

世の中には死が溢れてる。

リアルでも、物語でも。

現代の人は、自殺だろうと病死だろうと、この諦めというか、慣れを、「持っている」と思う。

たぶん人間の防衛本能みたいなやつで、いちいち傷ついてるともたないから、まぁよっぽど近い人じゃない限りは心すら動かないようになってるような気がする。

まぁそれの善し悪しを語りたいわけではなくて。

死ぬのは仕方ないとして、遺された生きてる人、特に、近しくて、もしくはたまたま関わってしまって、心が動いた人が、どうやって戻ってくるかが、文明はじまって数千年?まだ定まらないな、とか。

彼女達がとてもハラオチな遺書を書いていたとして、それでまとまらないのが生きている人の心であって。

 

僕は10年以上前に心が動いたことがあって、今はたぶん、いつの間にか諦めと慣れの世界に戻ってきた。

今生きている、心が動いた人には、残酷なようだけど、早く戻っておいでと、「あえて」思う。

そこに居たい気持ちは痛いほどわかるけれど、あえて、戻って欲しいと思う。

 

この世界が、耐えられないほど嫌だったことを完全に理解するときには、耐えられないほどあなたも、この世界を嫌いになっていると思う。

 


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