日々、迷走

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仕事で「怒る」人

昨日ドラマの「健康で文化的な最低限度の生活」の感想書いたけど。
実はもうひとつ思うところがあって、でもドラマの主旨と外れるなと思ったのであえて書かんかったのが、課長?の話。
京極さんが係長?だったのかな?
で、識字障害とかの回で「なんで気づかなかったんだー」って激怒してたのが課長?だよね?

ほかの回でもお怒り役で出てたけど、あれはちょっとないなーと。
上に立つ人の振る舞いではない。
実生活の仕事でも、確かにああいう「ただ他人の行為に対して自分の不快感を表す」だけの怒り方をする人というのは一定数いて、仕事上なんのメリットもないなぁと思うことがある。
「どうすればよかったのか」「どうリカバリーするのか」というところがないと、仕事でただ「怒る」というのは本当に無意味で。
無意味なことはプライベートならいくらでもやっていいけれど、公務員が仕事上無意味なことをするのは税金の無駄遣いでしかない。
これ、サラリーマンでも同じで、ただ怒るだけの人というのはその時間分の経費の無駄遣いになる。しかも怒る方怒られる方二人分の。
ドラマ内でも栗橋さん怒られたことに大して明確に「私間違ってると思ってませんから!」って言ってるし(実際間違ってなかったと思うし)、あの「怒り」でなにか仕事が1歩でも進んだとか、栗橋さんが成長したってこともなくて、ただただ課長が仕事中に自分の機嫌が悪いのを部下に押し付けただけ、っていう構図になってた。

ドラマだからと見くびらず、これは実生活の反面教師になると思う。
栗橋さんはまだ「なにくそ」精神のある子の設定だったけれど、実際はあそこで萎縮してどんどん仕事のパフォーマンスが悪くなっていく実例を、僕はこの10年ほどの仕事人生活の中でいくらでも知っている。
別に偉い人の立場に限ったことではないしね。
やってはいけないことを叱る、方法を変えるよう指導する、ってのは仕事上必要なこととして、ただ不快感を垂れ流すだけになってないかは自戒を込めて考えて仕事したいところ。



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