僕がSEという道を歩き始めた理由は、まぁ色々あるんだけど、祖父の家にあったPCに興味をもったというのがその一つと言っていいと思う。
祖父はPC操作もままならない農家のじーさんだったのだけれど、たぶん自分の興味半分、孫の気を引きたい半分で、ずいぶん昔からパソコンを持っていた。
そのころは本当に起動が遅くて、インターネットだってちゃんとつながってないような時代だったので、ひたすら元から入っているゲームをやったり、ワードに文字を打って遊んだりしていた。
今考えるとそこそこ立派なキーボードを使っていたということもあって、キータッチをそこで覚えた。
キータッチができるようになると、文字を打つのが楽しくなる。
色々打ちたくなって、遊んでいるうちに、SEになってた、ってのが、まぁなんだかんだ僕の生い立ちみたいなもんのような気がする。
という前置きはまぁいいとして。(長かった)
そんな僕が最初に手に入れたPCがwindows XPだった。
まぁあのへんでPC買った人は、みんなXPだったのではなかろうか。vista出た後もXP買ってる人いたからな。
もう何年前のになるのかわからないんだけど(というか考えたくもない。10年以上は経ってるよ。うん)、そんなXPパソコンの中のデータがほしくて、久しぶりに立ち上げてみた。
ちゃんと立ち上がったこととか、自分がパスワードを覚えていたことにたいそう驚いた。
ただ、欲しかったデータは無かったんだよね。
記憶をたどると、重すぎて一回PCの全消去とかもやったような気がしなくもないから、そのときに消えたか、もともとそんなデータはなかったか。。
そのかわりと言ってはなんだけど、懐かしいデータがわんさと出てきて、ちょっとだけ、嬉しい気分になった。
ちなみにこう書くと今のPCが二代目みたいだけど、XPと今のwindows10の間には、しっかりwindows7と8が挟まっているし、台数でいえば両手の数で足りないので、感慨深さがわかってもらえると嬉しい。
もちろん全部のPCが手元に残っているわけではないので、初代がなんで残っているのかは、僕にも謎である。
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