ジャンプの話題作、「タコピーの原罪」、全16話でアッサリ終わりましたね。
サブスク文化ですぐ飽きられる昨今、これくらいの長さの文化が流行っているのだとか。
shonenjumpplus.com
期間限定とはいえ無料で読めちゃうんだから凄い世の中だ…
でもシンプルに頭悪いので1回じゃぜんぜん理解出来なかった。
最後まで読んでもう1回回して、やっとギリ時系列の理解ができたという…（いやでも勘違いもあるかも？）
理解した時系列:
小4しずかちゃんがまりなちゃんに虐められて自殺未遂（ロープ切れる）
→高校生？まりなちゃんとタコピー出会う
→しずかちゃんが転校して戻ってくる
→まりなちゃん母親殺す、「小4の時にしずかちゃんをちゃんと殺しておくべきだった」
→タコピーそれをきいてハッピー星に戻り、記憶を消される
→（時間戻る）
→小4しずかちゃんタコピーと出会う
→しずかちゃんがまりなちゃんに虐められてハッピー道具で自殺（チャッピーも死）
→（何回か時間ループ）
→タコピーがまりなちゃん殺す
→その罪を東くんがかぶり、しずかちゃんは父に会いに行く
→しずかちゃんがタコピー殴って置いていく
→しずかちゃんが父の子供を誘拐、胃の中を調べる？
→タコピーと東くん再会、さよならを言う
→タコピーとしずかちゃん再会、少し一緒の時間を過ごす？
→（タコピーが消えて時間戻る）
→小4しずかちゃんとまりなちゃんがなんとかなる、東くんも無事兄とケンカ、チャッピー生きてる
みたいな感じ？
とりあえずチャッピー生きてるの良かった。
小学生が襲われたから保健所で処分される、っていうシナリオもそうだし、同級生の母親が働く風俗店に金を落とす父、暴力母、元妻との子供を「誰？」と言える父、えこひいきで歪な母などなど、毒親勢揃いでもひとつひとつのエピソードにリアリティがあったのがゾッとするポイントだったよね。
対比して謎のタコピーのハッピー加減。
その落差が惹き付けたんだろうなぁ。
よく分からんかったor気になるポイントは、
・結局何がハッピー星の「掟」だったのか
・誘拐された姉妹はどうなったのか（帰ってはきている？？）
・一回目のタイムリープ無しの世界のしずかちゃんと東くんはどうなったのか（ある程度それでも幸せに暮らした設定？）
・なぜ最後しずかちゃんとまりなちゃんがなんとかなったのか
特に最後のまりなちゃんがなぜ虐めをやめたのかがしっくり来ず…
残存記憶が残っていたとしても、まりなちゃんが「まぁ今は悪くは無い」と言ったタコピーとの時間を壊したのは（まりなちゃん目線では）しずかちゃんであって、仲良くなるまで辿り着くの無理があるのよね、心理的に。
しずかちゃんも虐めてた人をそう易々と赦せる？？って思う。
そこはハッピー星の魔法なのかなぁ？
そういえば結局東くんにタコピーが「兄とケンカしてみ」って直接言う機会も無かったし、トリガーが読み解けなかった🐙
まぁ色々書きましたが読み応えのあるいい漫画だったと思う。
貧乏家庭特有の部屋の汚さの描き込みとか、しずかちゃん視点と父視点の落差の表現とか、同伴のことを八百屋に一緒に行くことと理解するタコピーの感じとか、要所要所のギミックも好きでした。
連載お疲れ様でした。
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