11月公開の新海誠監督最新作、すずめの戸締りを見てきました。
どうせ産後はゆっくり映画も見られなくなるというのと、見た人の評判が良さげだったので、というわりと受動的な理由で行きましたが、結果楽しめました。
ネタバレ含むので注意です。
特典でミニ小説が貰える。
思ったよりわりとがっつり3.11の話でしたね。
下手すると3.11も誰かの興味や不注意で扉を開けてしまったことが原因なのでは？ってのはちょっとヒヤリとする描写だったかもしれない。
そういうんじゃなくて、もっと人の届かない仕方ない天災なんだよ、って見える方が救われたかなとは思った。
ルージュの伝言が流れる前からなんとなくジブリ味があって(たぶん椅子が動いてしゃべるとことか、新海監督には珍しく田舎の街並みから始まるとことか)、ルージュの伝言がラジオ風に流れてあれ今新海監督の作品見てるよね？って気分になったなぁ。
というか芹澤いいやつすぎるでしょ。
あんな友達がいて、周りにも無条件に好かれていく草太は本当に幸せ者だと思うよ。
ひとつ残念だったのは草太の声優さんかなぁ。
かなりセリフが浮いてました。
ちゃんと本業声優で見てみたかった。
話全体としては、ラブストーリーだったんだろうなと思う。
初め「イケメン」トリガーで惹かれていって、椅子になっても内面が好きになってって、周りから指摘されて自分でも意識して
、って典型的な女子高生の恋愛で、なんか忘れてた感情にキュンとしたかな。
よくまとまってて満足感のある映画でした。
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