SEにとって日付の概念って大事なんだよね、みたいな話を前に書いたけれど。
今日みたいなうるう日は、また別の意味で大事だったりする。
2000年問題とか言って16年前にシステムに多少影響が出たよね。年号を下二桁で計算しちゃってたプログラムが誤作動したやつ。
まぁあれの小規模版みたいな感じと思ってもらえればいい。
16年前はまだゆるかった感覚も、今はちょっとでも業務影響出たらめちゃくちゃおこられるからさ。
まぁ僕ごときが作るプログラムなんて誤作動したところで業務影響ってほどの影響は出ないけれど。
とりあえず僕も朝一番で、ここ4年以内新作の日付使うプログラムは正常稼働確認したよね。
とはいえ、どちらかと言うと危ないのは明日。
前日デ ータとか読むときにたいていおかしくなったりするんだよ。
テストはしてるのでそんなに心配はしてないんだけど、やっぱり数年に1回しかない初回稼働は若干緊張する。
ちなみにうるう年は4年に1回、わかりやすく来てるからいいんだけど、システム上問題になりえる「うるう秒」というものもある。これは不定期なんだよね。
直近であったのは2015年7月1日(水)の9時ちょうどの直前に1秒追加するというもの。
平日の昼間に堂々と実施されました。
なお総務省から発表があったのは2015年の1月だったので、楽しいことに調査から調整まで半年でやらないといけませんでした。決定おそいわ。
結局うちのシステムは「まぁ大丈夫でしょう」ってことで特に何もなく乗り切ったんだけど、サイトによ ってはログが前後したりCPUが急激に高負荷になったりはしたらしい。
1972年に始まったうるう秒対応は、現在までで全26回行われていて、すべてが1秒追加。
1972年に70歳だった人より、現在70歳の人の方が、厳密には26秒長く生きてる、とか言われると、なんだか不思議な気分になる。
まぁなにはともあれ、明日の正常稼働を祈るばかり。
そういえば今日誕生日の方は、4年に1回の誕生日おめでとう。
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