人生において、もっと早く知りたかったなと思うことがある。
言葉にするのが難しい感覚なんだけれど、あえて書くなら「人生は楽しんだ者勝ち」とかだろうか。
例え話のひとつとして、小学生の頃、英語、スイミング、ピアノなどの習い事に通わせてもらっていた。
その習い事をやる「理由」は、英語を話せるようになるため、泳げるようになるため、ピアノを上手く弾けるようになるため、だと信じていた。
でも親の真意は違って、単に色んな経験をさせたい、人生の彩りのひとつとして、結果的にできるようにならなくてもその瞬間楽しくやっていればok、だった。
だから別に親から練習を強要されたことも、進級試験の合否に目くじらを立てられたこともない。
でも、自分自身がそれにこだわってしまっていた。
そういうことが、人生でたくさんあった。20代くらいまで気づけなかった。(遅い方だと思う)
気づけていれば、もっと楽しめてたもの、たくさんあったのにな、って後悔してる。
なんなら、親が教えてくれればよかったのに、ってちょっと思うところもある。
きっと何事も一生懸命にやる、真面目な子供に見えていたんだろうな。
それでも20代まで気づけなかったのはさすがに自分自身の問題もあるとは思うけど。
今考えると、高校生の頃とか「なにマジになってんの？」って向けられる視線に気づいてはいた。
でもわからなかったんだよね、経験が人生を豊かにする、楽しんだ者勝ち、っていう感覚が。
今子育てする立場になって、そういうのうまく伝えられればいいなと思う。
子供の意欲を削がない程度に、楽しく幸せに生きていければそれで100点満点なんだよ、って。
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